在宅の時間が長くなり、運動不足を感じるようになりました。
皆さんは運動不足になってはいないでしょうか?
「気がついたら太っていそうだな」「なんとなく歩くのがおっくうになった気がする!!」、、、そんなときに友人から勧められたのが「バーピー運動」。
初耳だったのですが、筋トレ・ダイエット目的としても、かなり有名な運動らしいです。
本当に効果があるのでしょうか?
バーピー運動とは?【週3回、5分】で効果を得る!
バーピー運動とは、スプリント・インターバル・トレーニング(SIT)を取り入れている運動で、有酸素運動と筋トレ要素を併せ持つ運動法です。
アメリカの生理学者Burpee(ロイヤル・ハドルストン・バーピー)氏が1930年代に考案した歴史ある運動法で、週3回、5分行うだけで「有酸素運動を45分行うのと同じ効果がある」といわれています!
メンタリストで有名なDaiGoさんが、著書の中で「効果的な筋トレ」として紹介もされています。
非常に脂肪燃焼効果が高いとされるだけあり、キツイ運動ですが効果は絶大です。
バーピー運動のやりかた
バーピー運動は非常にシンプルです。
「バーピージャンプ」とも呼ばれます。
1.足を軽く広げ立ちます。
2.スクワットをするように膝を曲げ、腰を落とし、両手を地面につけます。
3.両足を後ろに伸ばし、腕立てふせの姿勢をとります。
(お尻が下がらないように注意!)
(初心者の方は腕立てをしなくて大丈夫です!)
4.両足を元の位置に戻し、2の姿勢に戻ります。
5.両手を上にあげながら高くジャンプします。ひざが伸びるようにしましょう。
バーピー運動の回数は?
バーピー運動の回数ですが、負荷をかけつつ無理をしない範囲で行いましょう。
【初心者:10回×3セットに休憩(1分)をはさむ】
バーピー運動10回 → 休憩1分 → バーピー運動10回 → 休憩1分 → バーピー運動10回 → 休憩1分
【慣れてきたら、回数を徐々に増やしましょう】
20回×3セット(休憩1分をそれぞれ挟みます)
20回×5セット(休憩1分をそれぞれ挟みます)
30回×・・・・
ポイントは休憩をきちんととること。
ただし長い休憩は、運動の効果を落としてしまいますので注意が必要です。
バーピー運動に効果があるわけ
筋トレ効果が大きいから、脂肪燃焼に効果的。
バーピー運動は、面積の大きい筋肉が効果的に鍛えられる運動です。
鍛えられる筋肉は主に
- 大胸筋(胸の筋肉)
- 大腿四頭筋(太もも前部の筋肉)
- ハムストリング(太もも裏の筋肉)
- 大臀筋(お尻の筋肉)
大きな筋肉を鍛える事で、脂肪燃焼への効果がいち早く出ることになります。
当方は上の筋肉のほかにも、下腹部の筋肉にとても効いている感覚がありました。脂肪燃焼・・・・ダイエット効果も期待できますね。
有酸素運動で内臓の脂肪も燃焼させる
バーピー運動で筋トレと同時に行っている「有酸素運動」は、体脂肪をエネルギー源として使って燃焼します。
内臓脂肪を効率よく燃焼させるためにも、運動中に呼吸を止めてしまわないように気をつけましょう。
運動による基礎代謝のUPと、体力増進
バーピー運動を継続することにより、筋肉量が増えていきます。
筋肉はエネルギー消費量がとても多い部分なので、筋肉の量が増えると自然にエネルギーの消費量も上がっていきます。
基礎代謝とよばれる「生きて行くために必要な最低限のエネルギー量」が筋肉量の増加により、上がるのです。
また、毎日自宅で手軽に行えることから「継続性」が期待できます。
継続していくと、バーピー運動に限りませんが体力がついてきます。
体力がつくと、運動負荷を増やせます。
それがさらに筋力を増やし、基礎代謝を上げ・・・と、相乗効果が見込めます。
「自宅で機材無しに、手軽に、しかも効率的に」できるのがこのバーピー運動の優れている点です。
バーピー運動の効果を的確に得るために、気をつけること
きついけれども、全身を大きく動かそう。
苦しくなると、どうしても動きはコンパクトに、小さくなりがちです。
いつも筋肉を大きく動かすことを意識しましょう。
効果を得るために、正しいフォームで行おう。
頑張っていても「腕立てふせ姿勢」のときにお尻が下がっていたり、ジャンプ時に膝が曲がっていては、効果が半減します。
正しいフォームのポイントを忘れずに。
苦しくても、しっかりと呼吸を忘れずに。
バーピー運動の大きな効果のひとつが「有酸素運動」です。
無酸素運動になってしまわないよう、息をする事に注意を払いましょう。
階下への配慮
手軽な運動とはいえ、ジャンプ後の着地時など、振動はそれなりに発生します。
アパート・マンションなどで行う場合は、階下の方に迷惑にならないよう配慮を忘れずに。
運動を行う時間にも注意しましょう。
夜間に行うと、特に振動音が気になりやすいです。
さいごに
筋トレと有酸素運動を組み合わせた運動だからこそのキツさと、効果が見込めるバーピー運動。
開始前はきちんと準備運動をしてから臨みましょう。
周囲への配慮も忘れずに。
自分の体と相談しつつ、負荷はかけつつ無理はしないで、続けていきたいと思います!
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