10月10日「缶詰の日」。気になる缶詰めの「消味期限」。食べ忘れを解消するには?!

缶詰め 生活

常温で長期保存ができ、イザという時には非常食として大活躍する「缶詰」。種類も様々で「缶詰専門店」「缶詰料理専門書」も登場。ここ最近の天災などの影響もあり、注目度が増しています。当方も缶詰には日々お世話になっていますが、先日、1年以上も消味期限を越えた缶詰を発見してしまい・・・・・。これって食べられるの?・・・缶詰にまつわる色々、ちょっと調べてみました!

そもそも「缶詰」は、いつ・どこから来たのか?!

缶詰の原理は1804年、フランス人のニコラ・アペール氏により考案されました。フランス革命時の軍人向けの保存食としての案だったそうです。この手法は書籍化され、 のちにドイツ語、英語、スウェーデン語に翻訳。その翻訳を元に1810年、イギリス人ピーター・デュランド氏がブリキの缶詰を産み出した、と。。。まさかのフランス革命が関係していたとは驚きですね。ちなみに日本では1871年、松田雅典氏が長崎で「イワシの油漬け」の缶詰を試作したのが最初のようです。その後1877年10月10日に、北海道石狩市で本格的に缶詰製造が開始。材料は石狩川で取れた鮭だったとか。

賞味期限が切れた缶詰って、食べられるの?

ついつい「どうでもよいけど知っているとネタになるかな」という事に突っ込みがちな当方。本題の「じゃあいつまで食べられるのよ?」についてです。結論から言いますと「缶の保管状態が完璧なら、論理的にはいつまでも食べ ”られる” ものである。ただ ”食べられる” と ”食べたい” は別問題。」でした。

→腐敗等の原因となる微生物が増える可能性が無いから、食べる事は出来る。
→保存料が効かなくなって食べられなくなるという事ではないから、食べる事は出来る!!


●缶詰等の「容器包装詰加圧加熱殺菌食品」の殺菌方法について、一定の基準が定められていて、微生物の繁殖などの問題はない。
●食品衛生法で、缶詰等の「容器包装詰加圧加熱殺菌食品」には保存料、殺菌料を使ってはならないと定められている。


と・・・頭ではわかっていても、期限切れの食品を元気いっぱい食べる気にはなかなかなれませんよね。ちなみに当方の賞味期限切れの缶詰も開けてみましたが、全く問題はありませんでした。匂いも形も・・・・でもなんとなく、しっかり過熱してからいただくことにしました。

缶詰を消味期限切れにしない!整理整頓で解決

賞味期限の長い缶詰なのに「ついうっかり」食べ損ねる事が多い当方。何故だろうと振り返ってみると「保存食として保管してしまうから」ではないかと思い当たり。それからは保管の方法をひと工夫しています。

●缶詰は中身の種類に関係なく、100均などのカゴに入れる事に決めた。
●カゴの中に100均購入の”本の仕切り”を入れ、早く切れるものが一目で解るようにした。

これで随分解消されるようになりました。ちなみに今回の「賞味期限切れ」の缶は、上記の缶詰専用カゴに入れ忘れていたものでした。トホホ・・・・・。

自分だけの「缶詰」。オリジナル缶あふれる「缶詰」。

缶詰について色々調べていましたら、こんな面白い物も発見しました!

●食品は入れられないけど、マイ缶が作れる!
→ギフトのパッケージとして使っても面白そう!

●珍しい・面白い缶詰が産まれそう!(企業向け小ロット缶詰製造ライン提供)
→既存の缶詰をマスターしてしまった方は、このような企業さんの商品要チェックですね!


安価で美味しく、非常食にもなる缶詰。
上手に購入して、上手に消費したいですね!

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