勝負事に縁起があるといわれている「だるま」。年末年始に特によく目にしますね。ちなみに当方手元に、まだ目を入れていない可愛らしい ”橙色のミニだるま”さんがございまして(いただき物です)・・・・。何を願おう、何を祈願しようかと思っているうちにタイミングを逃しそう。そもそも、目はどっちに入れるのかしら? そういえば赤のだるまさんじゃないわ! 色に意味はあるのかしら。。。諸々、調べてみました。
だるまさんの目は「左」(向かって右)から入れる!
だるまの産地やお寺により、目の入れ方は様々なようです。なかには「願い事の内容によって異なる」「両眼を同時に最初から入れる」などの方法もあるようです。購入時に確認するのが一番良さそうですね! 当方のだるまさんはいただき物なので、一般的に多かった「左」(向かって右)から入れる事に決めました。
「開眼」と「満願」
さあ、では意を決して。お待たせしていた「いただき物だるまさん」に目を書き入れます。この、目を書き入れる行為を「開眼」というそうです。なお、この開眼時(目を書き入れる時)には、【心を落ち着け、願いを、想いを込めて書き入れる】と良いのだそうです。(まあ、わざわざ言われなくても、そうなってしまいそうですが・・・)開眼は墨筆で書き入れるのが一番といわれていますが、墨が垂れて涙目になる位なら油性ペンなどでも良いそうです。当方は「筆ペン」を使いました。
そして・・・その願い事が叶ったらもう片方の目を書き入れてあげます。「満願成就」です。満願成就しただるまさんは、感謝とともに社寺へご供養をお願いしましょう。願いが叶っていない場合でも、1年をめどにお目目を書き入れて寺社へ。新しいだるまさんをまたお迎えしましょう。
”願いが叶わなかった”という場合でも、開眼されただるまさんと毎日顔を合わせて過ごした1年です。心持ちが 1年前の自分とは 全く違う事が実感できるはず!色々調べていてワクワクしてきました。1年後の私、どうなってるかな~!
無事に開眼終了。あれ?このだるまさんのボディカラーって何だろう・・・?
「開眼」「満願」を調べ、ドキドキしながら開眼は無事終了。すがすがしい気分です。が、ハッとしました。当方のだるまさんは「橙色」。これは金運UPかなと勝手に思っていたのです。今更ですが調べてみました。まずは、ベーシックな赤色から・・・・
赤のだるまさん
仏教の世界では「赤」は高貴な色とされていて、位の高いお坊様だけが ” 緋の衣”をまとえたようです。緋色とは 濃く明るい赤色。深紅色。緋。 (goo辞書より引用)
この緋の衣が、赤いだるまさんのもとになったとも言われています。
赤色は「魔除け(家内安全)」「勝利」「大願成就」など。諸説あるようですが、力強く・様々なお願い事をかなえてくれるようです。一般的にだるまさんが赤色の理由がとても良く解ります。
橙のだるまさん
では、肝心の当方「橙だるまさん」。色々調べてみましたが、結論としては【製造元によって様々】でした・・・・。赤だるまさんのように、ビシッと共通項がなく、やはり購入時に確認するのが一番良さそう。せっかくなので調べた内容を以下に記載します。。。
●子宝成就・災難除け
●活力UP(橙色が ”自信や活力をもたらす色”であることから)
何にせよ、自分の願掛け(開眼)が大切ですからね!プラスでこのカラーの強みも取り込めればと思います。
その他の色
橙色がマニアックだったようで、他のボディカラー情報も得られました。。ご興味のある方は参考までにどうぞ! でも基本はやはり【購入元での情報】が確実。諸説色々ございますので「ちょっとしたオモシロ豆知識」としてどうぞ!
●青:落ち着きをもたらす・才能向上・学業向上(青いペンで書くと記憶力UPのうわさを思い出しました)
●白: 「結婚式の縁起物」「良縁」、赤のだるまとあわせて紅白としての利用など。 まっさらであることから、他色だるまのフォローとしても人気があるようです。
●桃:恋愛成就・愛情運UP
●黒:黒字・事業安定・強力な守護など(黒はどの色にも染まらない為)
●黄:金運UP・幸運UP・富と名声・夢の現実
●紫:品格向上(緋色と同じく紫は高貴な色とされたため)・健康・長寿
だるまさんのボディカラーは、上記以外にもたくさんあります。赤のだるまさん以外もせっかくなのでいつかトライしてみたい!と思ったのでした。当方の橙だるまさんは「黄色寄りの橙色さん」と脳内変換wして、今年1年楽しみたいです!
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