布団圧縮袋の吸引で掃除機が合わない!でも実は掃除機での吸引は掃除機が壊れる原因?!

布団圧縮、圧縮袋 生活

季節の変わり目になると、布団などの寝具類の保管をどうしようかな・・・・といつも悩みます。

 

思い出す、考える、悩む

 

冬物の布団の収納だけに限った話しではなく、夏物のブランケット類もコンパクトに収納したい。

そう思い、布団圧縮袋を使い、掃除機で吸引しました。

 

 

すると、、、吸引中に掃除機が動かなくなってしまったのです!!

 

驚き

えっ!?

 

実は、布団の圧縮に掃除機を使うことは、掃除機の故障にもつながる可能性があるようなのです!

 

今回は、掃除機を使う布団圧縮時の注意・布団圧縮で使いたいアイテム・布団に合わせた圧縮方法やポイントなどをまとめてみました。




掃除機での布団圧縮は、実は危険?!そのわけは……

 

我が家の場合は、布団圧縮を掃除機でかけ始めてしばらくして、掃除機が動かなくなってしまいました。

(しばらく放置したら、また動くようになりました。)

 

実はこの状態、掃除機がヒートアップしてしまっている状態だったのです。

 

ヒートアップ、萌える、暑い、都会

 

掃除機の仕組みを理解しよう

 

普段、何気なく使っている掃除機ですが、その仕組みはあまり知られていません。

 

掃除機の仕組み
  1. ゴミを吸い込む空気の流れをつくるために、掃除機内のモーターやファンを回します。
  2. その力で空気の流れができ、ゴミを吸い取ります。
  3. ゴミを吸い続けると、モーターの回転により、モーターは熱を持つようになります。
  4. 掃除機本体が熱くなってしまいます。
  5. この熱を冷ますため、吸い込んだ空気を利用してモーターを冷やします。
  6. モーターが冷えるので、継続して掃除機をかけ続けることができます。

 

 

布団圧縮袋を使うと、吸い込まれる空気の量が徐々に減ることになります。

つまり、モーターを冷やせる量の空気が入ってこないことになります。

 

吸引を少なく(スイッチを弱)にすれば、モーターへの負担も減らせますが、それでは圧縮することができません。

 

スイッチを強くすると、モーターに負担がかかり、入ってくる空気は少ないので、熱を放出することができなくなります。

 

この段階でほとんどの掃除機に安全装置が働き、吸引ができなくなる・ストップする状態となります。

 

ストップ、

STOP ! !

 

電化製品は熱に弱いので、この発熱は故障の原因となりやすいのです。

 

布団圧縮袋を掃除機で吸いこむときには、この仕組みを理解のうえ、注意して使った方が良いでしょう。

 

 

圧縮袋を掃除機で長時間吸いこむことは、掃除機に高い負担をかけているのです。

 

↓ 最近は、家電量販店などで注意を促してくれる場合もあるようです。 ↓

 

 

 

そもそも、布団圧縮に掃除機を使っても良いのか?

 

吸引に掃除機を使う布団圧縮袋が売っているのに、掃除機のためには良くない…..?!

そもそも、布団圧縮に、掃除機を使っても良いのでしょうか。

 

難しい、疑問、パニック

 

掃除機メーカーのホームページを確認してみました。

 

パナソニック

 

パナソニックHPより

 

三菱電機

 

三菱

 

ダイソン

 

風の流れが止まった時には、安全装置が働き、モーターは止まるようになっておりますので、布団圧縮袋にはお使い頂けません。(サポートセンターチャットでの回答)

 

 

掃除機メーカーのほとんどが、布団圧縮袋の利用を勧めていないことがわかります。

 

NG、バツ、NO、

 

『紙パック』『コードレス』『サイクロン式』などの掃除機タイプに関わらず、非推奨となっています。

 

布団圧縮袋吸引で掃除機が故障したら、保証してもらえるのか?

 

では、掃除機を圧縮袋の吸引に使い、故障してしまった場合、保証はしてもらえるのでしょうか?

 

 

補償、保証、返品、対応

 

掃除機メーカー各社とも、取扱説明書・ホームページなどでも『布団圧縮袋などは使わないで』とされていますので、布団圧縮袋を使っての掃除機の故障は、間違った使い方によるもの、とされてしまいます。

 

そのため、たとえ保証期間内であっても、保証の対象外となってしまいます。

 

修理に関しては、圧縮袋は非推奨につき保証対象外(つまり有償修理)と言われました。
(引用:ameblo投稿より)

 

掃除機での吸引は、各自、自己責任でということになるようです。

 

圧縮袋メーカーの注意書きも確認しよう!

 

掃除機メーカーでは非推奨とされている圧縮袋の利用。

一方、圧縮袋メーカー側でもきちんと注意喚起を行っています。

 

  • 使用前には、掃除機内のゴミは必ず捨ててください。
    (ゴミが入っていますと、故障の原因になります。)
  • 掃除機での吸引時間の目安は1分です。
    (掃除機に負担がかかりますので2分以上の吸引はお避けください。)
  • 連続で圧縮作業する時は、掃除機が熱を持つ場合がありますので少し時間をあけ、熱を冷ましてから再度作業してください。
  • 掃除機に負担がかかって止まってしまった場合は、コンセントを抜いて熱をさましてください。
    (掃除機により熱が冷めるまで数十分~1日かかる場合があります)

 

 

掃除機で圧縮袋を使う際のリスクと便利さ、両方知っておき各自で判断することが大切なようです。

 

圧縮袋の選び方

 

圧縮袋の吸引方法に関しては、掃除機を使うメリット・デメリットを知ったうえで、自分に合う圧縮袋と方法を選ぶようにしましょう。

 

選択、セレクト、どっち?

 

また圧縮をかけることで、完全にもとの布団の状態に戻すことは難しいといわれています。

圧縮をかける際には、注意しましょう。

 

羽毛布団は特に要注意!

 

布団圧縮袋のほとんどは、綿の布団に対応しています。

羽毛布団には対応していない圧縮袋がほとんどです。

 

羽毛布団は、圧縮しすぎると羽毛が折れてしまい、羽毛独特のフワフワな状態には戻らないからです。

折れた羽毛が、布団を突き破る可能性も否めません。

 

羽毛布団、ふかふか

 

羽毛布団を圧縮したい場合は、対応している圧縮袋を選び、説明書をよく確認し空気を抜き過ぎないように十分注意しましょう。

 

吸引に掃除機を使う場合は、加熱させすぎない。

 

掃除機の仕組みも知ったうえで吸引に掃除機を使う場合は、熱を持ちすぎないように十分注意が必要です。

 

掃除機・圧縮袋、双方の説明書をきちんと確認したうえで、自己責任で行いましょう。

 

掃除機を使わない圧縮方法

 

掃除機での吸引を行わず、圧縮するアイテムもあります。

 

掃除機不要の圧縮袋(自分で圧縮するタイプ)

羽毛布団OK 特許出願中 2年間保証あり

4.2

 

掃除機が要らない圧縮袋

 

季節ものの寝具(毛布やシーツ)をしまう為に購入しました。少しコツはいるものの、スッキリおさまり衣装ケースが1つ処分出来ました。やはり入れ過ぎないのが、きっちり圧縮するコツかな?と思います。袋本体に使い方が印刷されているので便利です。

 

今回気に入っての2回目の購入。今まで掃除機で吸引して圧縮していましたが、この商品に出会い感動しました。掃除機を用意する手間もなく、圧縮する際の空気の排出も早く、楽に圧縮が出来ました。

 

 手軽に圧縮

掃除機がいらない圧縮袋だったのでとても簡単に圧縮できました。思いついた時にサッとできます。

 

 

掃除機不要の圧縮袋(電動ポンプで圧縮するタイプ)

羽毛布団OK

4.3

 

電動圧縮袋

 

大変使い勝手が良かった。お勧め商品です。

 もっと早く買えば良かった

クローゼットがスッキリしました。こんなものがあったなんて知りませんでした。簡単だし、場所も取らないし、圧縮袋を買い足してさらにスッキリさせたいと思います。

 

 良かったです!

初めての圧縮袋使用です!掃除機がスティックタイプだったので、電動吸引機と圧縮袋がセットになっているこちらを購入してみました。来客用布団をしまうため。袋はしっかりした作りでした。敷布団を入れるLLサイズの袋は、チャックが幅広の側についていて、敷布団を入れやすかったです。空気が入ってしまうかどうかは様子見ですが、部屋が片付き、購入してとても満足です。ありがとうございました。

 

 

掃除機不要の圧縮袋(手動ポンプで圧縮するタイプ

羽毛布団NG!!

4.5

 

ポンプ式圧縮袋  ポンプ式圧縮2

 

梅雨前に冬物を整理したくて注文しました。問題なく梱包されて届きました。市販品いくつか試したことがありますが、こちらはその中でも素材は丈夫なものでした。一番大きな袋には客用シングルの羽毛かけ布団、羊毛敷布団を入れてみました(一緒に一袋は無理でしたので別々に)中くらいのものには厚手と薄手の毛布が1枚つづ(合計2枚)入りました。一番小さいものには虫にくわれたくない冬物のカシミア製品を入れようと思っています。口は二重チャックになっていて簡単に閉じることができました。
自宅の掃除機が海外の製品なので付属のポンプで空気を抜きました。ポンプと袋のつなぎ部分が外れることしばしば。でもそれで空気が抜けることはないのでまた接続して使えば問題ありませんでした。羽毛布団だとポンプで空気を抜くのは少々根気がいる感じです。
綺麗に圧縮されて押入れがすっきりしました! 袋の中にダニ対策のシートなど入れれば良かったかなぁとも思います。一緒にセットで販売されているものがあると嬉しいと思いました。

※羽毛布団は非推奨となっています。

 

かなり省スペースになりました。130×100cm×4枚、100×80cm×4枚、80×60cm×4枚 でこの価格は大変お買い得と思い購入しました。
130×100で冬用の布団などを収納、ワンサイズ小さい100×80ではダウン、フリースが余裕をもって収納できました。最小サイズでは一袋に長袖シャツ、セーターを複数枚入れることができ結果部屋もスッキリしました。ポンプがやや大変でしたがせっかくなので最後まで使ってみました。特に問題なく使用できました。
とてもおすすめの商品です。

 

買って正解でした!欲しかったサイズのセットが売り切れてたので、今回のセットを購入しました。
布団に関してはXL4枚全てを使い切りました。
かなりの量が収納でき満足です。
掃除機を使わずあえて付属のポンプで全てやってみましたが、筋トレでした。一つ20分位かかるので、だいぶ二の腕に効いたかなと思います。TVを見ながら地道にやれますが、次回は掃除機かなと。空気も漏れず蓋もできるので、シンプルですが重宝します。羽毛は推奨されていないので、残りの袋に圧縮せず入れて押し入れに。羽毛カバーがなくなってしまったので助かりました。
後は冬物衣類を残りを使用して片付けようと思います。今までの圧縮袋の空気漏れが嫌でしたが、こちらの商品なら安心して使えます!

 

 

布団を圧縮する前の、注意事項!

 

布団類は、いちど圧縮をかけてしまうと、半年ほど保管することとなります。

 

かなり長い期間になりますよね。

 

保管後に『しまった!』とならないように、保管前の注意点を、いくつかご紹介します。

 

圧縮前には、布団を清潔に&じゅうぶん乾燥させてから。

 

圧縮前にはできるだけ布団を清潔にして、しっかり乾燥させるようにしましょう。

 

どれだけしっかり乾かせるかが、半年後の布団の快適さにもつながります。

 

コインランドリーでのセルフクリーニング&乾燥も、おすすめです!

 

 

圧縮袋のチャック部分に注意!

 

圧縮袋のチャック部分は、きれいに拭いてから使いましょう。

意外ですが、チャック部分にダニやカビが発生しやすいからです。

 

できれば、アルコール入りの消毒剤などで拭き取れるとベストです。

 

防虫・防カビ剤と一緒に圧縮しよう!

 

圧縮時に、脱酸素剤やシリカゲルなど防虫・防カビの薬剤を入れましょう。

 

ハーブ系の防虫シートを利用すると、香りもよく安心ですね。

 

圧縮しすぎない

 

布団は圧縮しすぎず、1/3ほどを目安に圧縮するようにしましょう。

 

圧縮しすぎると中の綿や羽毛が必要以上につぶれてしまい、袋が破裂しやすくなるからです。

 

袋が破れてしまえば、ダニやカビが繁殖してしまいます。

また、圧縮しすぎて布団の中の綿や羽毛が傷つくと、布団が劣化して睡眠の質が悪くなります。

 

ついつい空気を抜き過ぎて、カチコチの布団にしてしまいがちですが、空気は抜き過ぎないようにしましょう。

 

さいごに

 

布団の圧縮には掃除機を使うことが、普通だと思っていました。

しかし、自分の掃除機が止まったことがキッカケで調べてみると、色々なことがわかりました。

 

理解、なるほど、わかった、ひらめき

 

ぜひ皆さんも色々知ったうえで、ご自身に最適な方法を選択されてくださいね!

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