お読みいただいてありがとうございます。
毎年発表されている「本当に住みやすい街」ランキング。
2020年度の「本当に住みやすい街」関東版ランキング1位は
「川口」でした。
ところで、「川口」ってどこにあるか、ご存知ですか?
また、このランキングは、アルヒ株式会社(国内最大手の住宅ローン専門金融機関国内最大手の住宅ローン専門金融機関)のデータをもとに算出されていて
住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会が公平な審査を行っているようです。
2020年1位の「川口」について、また、「住みやすさ」ってどう評価しているの?
ちょっと調べてみました。
「川口」ってどこ?
川口は埼玉県南東部にある人口約60万人の市で保健政令都市にも指定されています。
人口は埼玉県の2位。都心からもほど近い場所にある中核都市で、東京に隣接しています。
アクセスが良さそうですね!
「すみやすさ」の評価は、こんな基準。
このランキングの審査は次のポイントで行われています。
- 住環境(インフラ整備・衣食環境など)
- 交通利便(都心主要都市へのアクセス・交通利用の快適さなど)
- 教育環境(教育の充実度+安全・安心な環境かなど)
- 発展性(将来的な ”街としての価値の向上” が見込めるか)
- コストパフォーマンス(環境充実度に対する家賃相場など)
川口のスコア(各項目 5点満点中)総合評価4.14点
住環境 | 3.9点 |
交通利便 | 3.9点 |
教育環境 | 3.9点 |
発展性 | 5.0点 |
コストパフォーマンス | 4.0点 |
どの項目も高得点ですね!
以前は工業地域が多かった川口市ですが、居住エリアとして再開発したことで、川口駅の利用客が急増しました。
駅前に商業施設が複数あり、駅前の「銀座通り商店街」再開発も進行中。
くわえて駅前に複合タワーマンション(商業施設と住居の複合)も建築中と、発展著しい都市です。
浦和や大宮より都心に近いのに、物件価格などがリーズナブルと評価されました。
(徐々に上がってきているそうですが・・・・。)
市内に大きな公園がいくつもあり、ファミリー層が楽しめる環境がすぐ身近にあります。
駅前に「駅前行政センター」があるので、各種証明書発行などの手続きがすぐに行える点などもポイントとなりました。
京浜東北線で都心までのアクセス良好。
ただ、通勤時間帯はかなり混雑するようです。
大きな公園は駅前にもあるそうですよ。
都心に近いのに、駅前の好立地を公園にしている川口市ってすごい!
近年の「本当に住みやすい街」ランキング
前年度のランキングはどうだったのだろう?
ちょっと気になりまして近年のランキングを調べてみました。
2020年1位の川口は、2019年は4位でした。
ぐっと上げてきた注目の街なのですね。
また近年のランキングを並べてみると「赤羽」が安定的に高評価だという事に気が付きました。
川口同様、都心に近い赤羽は「交通利便」で高評価を得ています。
2020年 | 2019年 | 2017年 | |
1位 | 川口:4.14 | 赤羽:4.54 | 南阿佐ヶ谷:4.58 |
2位 | 赤羽:3.92 | 南阿佐ヶ谷:4.40 | 勝どき:4.18 |
3位 | たまプラーザ:3.88 | 日暮里:4.07 | 赤羽:4.10 |
4位 | 柏の葉キャンパス:3.86 | 川口:4.04 | 三郷中央:4.08 |
5位 | 入谷:3.64 | 柏の葉キャンパス:3.96 | 戸塚:4.03 |
6位 | 王子:3.63 | 勝どき:3.95 | 南千住:4.02 |
7位 | 武蔵小金井:3.62 | 南千住:3.87 | 大泉学園:3.82 |
8位 | 小岩:3.58 | 千葉ニュータウン:3.84 | 千葉ニュータウン:3.77 |
9位 | ひばりが丘:3.51 | 小岩:3.68 | 小岩:3.76 |
2021年度のランキング上位予想!
2021年のランキングも気になりますね。
まったく圏外の街が急浮上するのか、それとも・・・・・
独断ですが、2021年の上位を予想してみました!
駅前の再開発、「次世代モビリティーの実証実験」(渋谷まで座れる通勤バス等)など新たな取り組みが盛んにおこなわれています。そろそろ結果が反映されそう? 新たなファミリー層への世代交代が期待されます。
東京大学・千葉大学などがあり、教育水準が高い都市として有名。自然も豊かで都心まで1時間ほど。人口増加による通勤ラッシュがネック。
「赤羽」「南阿佐ヶ谷」の返り咲きも、十分に考えられますし可能性は高そうなのですが、通勤に対する考え方や仕組みが2021年以降は大きく変わっていきそうなので、この2都市を予想しました。
良い方向で変わって行くことを願いつつの予想です!
読んでいただきまして、ありがとうございました!
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