突然ですが、家族に急病人が出ました。一家の大黒柱、主人が「気胸(肺に穴があく病気)」で倒れたのです。そういう時、家族ってやはり慌てますよね。ですが「慌てていても、冷静に」居れば必ず道は開けます!(悟り?w) 我が家が今回経験したことを記します。いつかどなたかのお役に立てば幸いです。(いや、こんな事ホントないに越したことないんだけどね!!)
始まりは突然に。大人の救急相談#7119を知っておこう!
「急病」という位なので、こ奴らは突然にやってきます。あくまでも、あくまでも我が家の場合ですが、気胸は2度目で、主人も私も「今後の想像」が付く状態でした。救急車を呼ぶほどではないだろう、でも即座に診ていただかないといけない。しかも大きな病院で。その時、私の脳裏に浮かんだのが「救急相談」でした。グーグル先生に教えてもらい(流石先生!頼りになる!)「大人の救急相談 #7119」に電話。すぐにつながって状況をお話ししました。その際、アドバイスいただいたのが
1.かかりつけ医に電話する(前回の気胸時の病院)
2.それが駄目なら救急車を
でした。この時感じたのが「医療関係者と話せる安心」でした。また、むやみやたらに、必要ではないのに救急車は呼びたくなかった、呼んでもとても時間がかかるのも知っていたので、この電話は本当に有難いと感じました。(実は主人、過去に大きな交通事故も経験していまして。その時は受け入れ先病院が見つかるまでに30分以上かかってしまいました。)
私は「前回の医療機関に受け入れてもらえるだろう」と何の疑問も持たずに居ました。そしてその病院に電話をするも・・・・・
まさかの!
約20分ほど保留にされた上に、断られてしまったのです・・・・
(携帯で20分通話~しかもほとんど保留音。よかった~無料通話プランで)
ハンズフリーで車を運転しながら、その病院の目の前まで来て、駐車場を探しているさなかに断られました。病院側としても、どうにも仕方がなかったのだと思います。受け入れてくださるように頑張っていたからの20分だと信じています。。。。ですが、一番辛かったのは「ではこの後どうすればよいか?」を教えてもらえなかった事です。20分も待ったのに・・・(いつの間にかハンズフリー電話が切れていた。乙。)(無料通話プラン神だった←しつこい)
病人を運ぶことはできるのに、救急車を呼ばなくてはいけないのか・・・?!
時間も税金も無駄遣いじゃん!
私たちはこの後どうすればいいの?!
なんとか緊急外来へ。そのまま入院。そして転院。
仕方がないので、市内で次に大きい病院へアポなしで押しかけました(ごめんね、でも町医者さんで診てもらっても、絶対緊急で大病院へ回されるの解ってたから・・・)。事態を察したスタッフさんにより救急外来扱いで段取りしていただき、そのまま入院となりました。ですが、ひとまずホッとしたのもつかの間、翌日には転院してのオペが段取られました(ここでは手術できないって。トホホ・・・)。
でもこの病院が受け入れてくださったので、主人は本当に助かったのです。
転院先候補リストには「最初に受け入れを断られた病院」もありましたが(心理的にヤダ・・・)そこよりも技術が高い、隣県の病院を推されそちらへ転院しました。ちなみに転院はマイカーでです。2時間ほどかかり、ドキドキでした。
家族が入院したら、すぐに申請!「限度額認定証」
話しは若干巻き戻しになりますが、最初の入院手続きをした際に「限度額認定証をご存知ですか?」とスタッフさんに聞かれました。
はて・・・? それは何でしょう??
我が家は10年ほど前に、主人が「気胸」その後「大きな交通事故」を経験していまして、私は割と段取りなど知っているつもりでした。ですが昔、そんな言葉、聞いたかしら・・・・? とにかく訳も良く解らぬまま、言われるがままに手続きをしたのですが、調べてみるとこの制度、病人に大変優しいものでした。ありがたや。。。
【限度額認定証】
医療費が高額になりそうな時に、あらかじめ加入の健康保険に申請することで得られる認定証。「いくらまでなら健康保険側で支払えますよ」という情報が病院側と健康保険会社側でやりとりされます。
ですので患者側は、健康保険会社が負担してくれる額以上かかった費用だけ、病院側に支払えば済みます。申請は加入の健康保険会社(保険証に電話番号が記載してあります)に電話をして行いました。会社さんによっては入手に時間が若干かかる事もあるようなので、入院した場合には直ぐに申請すると安心です。
(続きます)
コメント