ドラフト1位候補の伊藤大海選手。youtubeで小中学生を応援。駒大中退(野球浪人時代)を生かす。

トレンド エンタメ

苫小牧駒大(北海道)の伊藤大海選手が開設しているYouTubeチャンネルが話題になっています。
小中学生に「自分の体験を伝え、役立ててほしい」という願いからYouTubeを開始。

実は、最初からYouTubeチャンネルを開設していたわけではなく、スタートはTwitter。

Twitterで動画をあげたり、ダイレクトメッセージ(DM)への質問に答えているうちに「質問が重複している」「学校によってはTwitterが禁止されている」ことに気がつき、YouTubeでの動画アップを開始します。

2020年ドラフト1位指名候補と噂され、順風満帆にみえる伊藤大海選手ですが、大学を中退し「試合に出られない」苦しい時期も経験しています。



試合に出場できない・・・・「野球浪人時代」を乗り越えて

北海道出身の伊藤大海選手は、地元の小中学校から駒大苫小牧高校へ進学。

卒業後は系列の駒澤大学へ進学します。

駒沢大学野球部に所属し、1年の春からリーグ戦に出場。

1年時だけで8試合に登板し活躍していましたが、1年生の10月に駒澤大学を中退します。

中退の理由

伊藤大海選手は、当時このように語っています。

「自分は何ごとも1年1年、逆算して取り組んできました。失礼なんですけど、もし自分がこのチームで4年間やったときに、4年目のビジョンを描けませんでした。それなら環境を変えてやったほうがいいと決断しました」

環境の変化を求めて、とありますが、部の体制(上下関係・上層部との関係)などで、自分の野球人生には無駄だと感じる時間を多く感じてしまったのかもしれません。

(伊藤大海選手が中退した後の話しですが、伊藤選手の2学年下の選手がいじめが原因として退部・退学されたりもしたようです。)

苫小牧駒澤大学の浪人時代を超えて

そして翌春、苫小牧駒澤大学に再入学。

しかし規定のため1年間試合に出場できない「野球浪人」の時期を過ごします。

この浪人時代に、筋力アップなどの体つくりに集中的に取り組み、球速アップに成功します。

 

また浪人明けの2年春のリーグ戦では好成績を収め「MVP」「最優秀投手」「ベストナイン」を受賞。

その後も順調な活躍を続け、2020年のドラフト1位候補と言われています。




質問されることで、自分の引き出しを増やす

多い時にはTwitterで、1日に100件近くの質問がくるという伊藤大海選手。

自分自身のトレーニングにも忙しい中で、なぜこのように質問に答えていくのか?
それに対し、次のように答えています。

「自分の中でプラスになっているところもあります。質問で自分が忘れかけていたようなことが来たとき、もう一回、改めようという気持ちになります。伝えることを念頭に置くと、わかりやすく、自分に新しく入ってくるみたいな感じもして、引き出しが増えるというような感じになってます」

 

伊藤大海選手がいま一番子供たちに伝えたいのは「貫くこと」だといいます。

「自分自身が人と違った道を歩いているというのもあるんですが、ツイッターとかYouTubeとかを活用して発信していければ、自分のことを貫くという思いを持ってくれる子も出てくると思いますし、子供たちも、(貫くという)そういう思いを持ってやってもらえればと思います」

 

大学を中退する際、全く迷いがなく、強く突き進めた訳ではなく「不安・葛藤・悩み」も多く抱えていたのではないかと思います。

ですが、それを乗り越え「貫く」という姿勢を崩さなかったから、伊藤大海選手の今があり、「子ども達に伝えたい思い」もうまれていると感じます。

 

おわりに

選手としてのみならず、人間性もすばらしいなと感じる伊藤大海選手。

2020年のドラフト&これからの野球人生が、ますます楽しみになってきました!

 

余談ですが、Twitterの質問は子ども達ばかりではなく、保護者の方からも多い様子です。

「選手より、保護者の方からの質問も多いです。(やり取りをした後に)こういう結果が出ました、と報告してくださる方もいて、うれしいです」

幅広い年代から応援される伊藤大海選手の、益々の活躍に期待大です!




コメント

タイトルとURLをコピーしました