料理レシピでよく登場する、レモン汁。
レモン汁を入れるだけで、素材だけではなく、タレのうまみ・風味などが一気にあがって、ワンランク上の料理に仕上がりますよね。
本当は生のレモンを買ってしぼって使いたいところではありますが、生レモンの値段や使い勝手から、ビン入りの『レモン果汁』を購入することも多いかと思います。
その購入したレモン果汁、使い切る前に悪くしてしまっていませんか?
ビン入りのレモン果汁は大変便利ですが、冷蔵庫で保管していても、悪くなるスピードは思いのほか速いものです。
『酸っぱいから、腐りにくいんじゃないの?』
そう思われがちですが、防腐剤が入っていないものが多いので逆に腐りやすい素材なのです。
酸っぱくても、腐ります!
ここでは、レモン果汁ビンを開封したのち、おいしく使い切るためのアイデアをご紹介します。
開封前に、レモン果汁をたくさん使えるメニューを検討しよう
レモン果汁ビンは、開封時が一番フレッシュな状態です。
空気に触れて、酸化と腐敗が進んでいきます。
開封するタイミングで、できるだけレモン果汁を美味しくいただけるメニューを集約するのも、美味しく使いきるひとつの方法です。
レモン果汁を多く使えておいしいメニュー
レモン果汁を多く使うメニューをご紹介します。
まずは、開封後においしく消費することを検討しましょう。
焼き魚
レモン果汁は焼き魚のくさみをおさえ、おいしくサッパリとさせます。
レモネード
レモネードは、ホットでもコールドでも、レモン果汁をおいしく大量に消費できておすすめです。
レモン果汁+はちみつなどの糖類+炭酸(もしくは水・お湯)で手軽に作れます。
サラダ
サラダとレモンは相性抜群。
生のレモンを使いたくても手に入らないときや、手軽にレモン風味を足したいときに、レモン果汁はとても便利です。
マリネ・カルパッチョ
お酢を使うマリネやカルパッチョメニューも多いですが、レモン果汁を加えるとまた一段とおいしくなります。
スイーツ
レモン果汁を使ったチーズケーキなどを作るときに、消費する方法もおすすめです。
それでも使い切れなかったら『冷凍』しよう
それでも使い切れなかったレモン果汁は、なるべく早い段階で冷凍してしまいましょう。
レモン果汁ビンは開封すると劣化がどんどん進むので、開封後4~5日して使い切れなかった分があれば、少しずつ冷凍するようにしています。
冷凍するときは、利用時に便利な単位で
冷凍する時点で、小さじ1、大さじ1ごとなど、使いやすい分量で冷凍することがポイントです。
おすすめなのは、100円ショップなどで売っているシリコン製の菓子型。
チョコを溶かし成型するのに使いますが、レモン果汁の冷凍にもちょうど良い大きさです。
レモン果汁を冷凍する前に、小さじ1・大さじ1の水を入れてみるなどして、ひとつの型の容量をはかっておきましょう。
(写真の型は、大さじ1/2ほどの容量でした。)
型で冷凍したレモン果汁はそのまま型から使ってもよいですし、プラスチック容器やフリージングバッグに入れて保存しても便利です。
さいごに
冷凍というちょっとしたひと手間で、ビンのレモン果汁を最後までおいしく使いきることができます。
使う時も、常温に戻すだけ。
とても簡単です。
ぜひ、お試しください。
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