せっかく読むなら学べるマンガ!現役東大生.西岡さん全力おすすめ【スッキリ】では未紹介のマンガも

教育

『マンガなんて、頭の良い人は読まないのでは?」

『頭の良い人は、マンガよりも、外国語の本とか、専門書とか読んでいそう。。。』

 

多くの人はそのように考えがちですが、実はそうではない!

朝の情報番組.日テレ系『スッキリ』に出演した現役東大生、西岡壱誠さんは、マンガがどれだけ勉強になるかを熱く紹介してくださいました。

 

ここでは『スッキリ』番組内では紹介されなかったマンガも含め、現役東大生.西岡さんが全力でおすすめしている勉強になるマンガ3選をご紹介したいと思います。



現役東大生、西岡壱誠さんとは?

 

西岡さんは、2浪の末、東大に合格した現役東大生。

2浪・偏差値35という崖っぷち状態から、わずか1年で奇跡の東大合格を果たします。
合格の理由は『あらゆる本の読み方を根本から変えた結果』だといいます。
その手法は書籍化され「東大読書」は19万部突破。

この本を読むと身につく読書術、学校では教えてくれない!一生使える「5つの読み方」

  1. スラスラ読めるようになる! 装丁読み
  2. 深く理解できるようになる! 取材読み
  3. 内容を一言でまとめられる! 整理読み
  4. 多面的に理解できる!    検証読み
  5. ずっと記憶しておける!   議論読み

 

 

この「東大読書」ほか、「東大作文」「ずるいテスト術」「スマホ勉強法」など東大生ならではの、勉強法書籍を出版されています。

 

そんな西岡さんが、全力でおすすめしているマンガは3ジャンル!

 

  1. 歴史
  2. 科学
  3. 経済社会

 

ジャンルごと順に、ご紹介していきます。

 



1.歴史 『レキアイ! 歴史と愛』 スッキリ紹介済み

 

レキアイ 

 

~世界史に名を残す天才たちは、愛のカタチも規格外!~

【1】ゲーテ、ナイチンゲール、ダーウィンマリー・アントワネット、ダンテ、ルターマリ・キュリー、などが登場します。

 

【2】ヤバすぎて教科書に載せられない!?
女王も皇帝も天才軍師も 世界史的恋バナが百花繚乱!!
クレオパトラ、、ルノワール、ラヴォアジエ、エカチェリーナ2世、ハッブル、バルザック、ナポレオン、ファーブル、スレイマン1世、ヴィクトリア女王の歴史と愛が登場します。

 

このマンガは教科書で学ぶ歴史上の偉人たちが、どのように人を愛してきたのかについて描かれたマンガとなっています

マンガはシンプルな4コマ形式で、さまざまな偉人のエピソードを知ることができます。

 

歴史を扱った漫画は数多く存在しますが「愛」という切り口で偉人たちのことを斬っている作品はなかなか見かけません。

そして「愛」で偉人たちのことを見ると、本当にいろんなことが学べるのです。

愛の中には、恋人との恋愛、家族との親子愛・兄弟愛、親愛に友愛など、いろいろな愛があります。

どの偉人にも、その生涯のどこかには「愛」が絡んでいて、それを描いたのがこの漫画なのです。(西岡さん)

 

エピソードの1つとして、宗教改革者、マルティン・ルターの恋愛について描かれています。

 

歴史の教科書で読んでしまえば、僕らは偉人たちのことを「自分とはまったく違う、すごい人」としか捉えられません。

しかし、この漫画を読むと彼ら彼女らの日常生活・あたりまえの家族との交流や恋愛模様を見ることができ、それによってぐっと心理的な距離が縮まるのです。

そして距離が縮まればこそ、歴史上の人物がどうしてあのとき、あのタイミングで、あのような行動を起こしたのかが理解できるのです。(西岡さん)

 

※やや、お子様向けの内容ではないので、世界史を学ばれた年齢のかたへおすすめです。

 

 

『レキアイ! 歴史と愛 (1)(2)』(星海社COMICS)

 

2.科学 『薬屋のひとりごと』 スッキリ紹介済み

 

架空の帝国を舞台に発生する事件を、主人公の女の子が「薬屋」としての知識をもとにして解決していくという作品です。

この作品の面白いところは、少し聞いたことがあるような医学・生物学をはじめとする理系の知識が物語の謎を解くキーワードになっていることです。

教科書で聞きかじったことがあるテーマが漫画の中で描かれており、知っていれば主人公と一緒に謎を解くことができるのです。

食物アレルギー、海鮮の毒、粉塵爆発など、テーマとしては理系の初歩のものが多く、勉強していれば主人公より早く謎が解けてしまうこともあります!!(西岡さん)

 

このマンガは、かつて学校で学んだ知識を「ああ、あの知識はこういうところに応用できるのか!」という気付きになります。

 

この作品の面白いところは、少し聞いたことがあるような医学・生物学をはじめとする理系の知識が物語の謎を解くキーワードになっていることです。

教科書で聞きかじったことがあるテーマが漫画の中で描かれており、知っていれば主人公と一緒に謎を解くことができるのです。

食物アレルギー、海鮮の毒、粉塵爆発など、テーマとしては理系の初歩のものが多く、勉強していれば主人公より早く謎が解けてしまうこともあります。(西岡さん)

 

理系で学んだ知識を生かせ、勉強が楽しくなる1冊かと思います。

 

実際、東大の理系の学生にもこの漫画のファンが一定数存在し、この漫画に書かれていることを発展させた内容を今は東大で学んでいる、という方もいらっしゃるようです。

 

勉強意欲の湧くマンガですし、大人から子どもまで楽しめる内容となっています。

 

 

3.経済社会 『幼女戦記』~戦争をより深く考える~  スッキリ未公開

 

 

西岡さんが

タイトルに似合わずめちゃくちゃ勉強になる本

と激オシしているこちらのマンガ。

日テレ系情報番組『スッキリ』では紹介されていなかったマンガとなります。

 

この漫画の主人公の少女は、もともとは会社員。

 

電車にひかれる直前に異世界転生をして幼女の姿で魔法の世界に送り込まれ、魔法を使って戦う――今どきのライトノベルでよく聞く、どこにでもありそうな展開でスタートしています。

 

しかし、話の進め方・設定の作り込み方が、異常にしっかりしているのです。

 

まず主人公はシカゴ学派的な経済学を信奉しているために、合理的な判断を下しまくります。

そのうえで、私たちの歴史ではドイツと符合する部分の多い国で、世界大戦に巻き込まれながらも賢明に戦っていきます。(西岡さん)

 

この話は、もちろん架空の世界の話なのですが、現実の戦争について深く考えるきっかけとなります。

 

なぜなら、世界大戦になったときに発生する数多くの事例や事件過去のパラダイムの中でしか戦えない国最新鋭の技術を持つ国の対比戦争と経済・法律との関連性などが深く描かれているからです!!!!(西岡さん)

 

この作品は、最近のライトノベルで流行のテーマの皮を被っていつつ、それは本質ではない!と西岡さんは強調します。

 

「もしも魔法があったら、そして経済的に合理的な判断を下す人間が世界大戦で戦ったらどうなるか?という荒唐無稽なテーマを、緻密な設定の中で描き切っている傑作なのです。(西岡さん)

 

 

そして、それを知ってしまうと、実際の戦争について学ぶときの「見方」が変わる、と西岡さんはいいます。

 

その結果、現実の戦争について学ぶときの視点がより深くなるというわけです。(西岡さん)

 

戦争についてなんて、深く学ぶ必要があるのか・・・・・・

目を背けてきた私たち大人に対し、このマンガは、残酷に学びを訴えかけてきます。

 

タイトルに合わず終始シリアスで、しかしだからこそ笑えてしまう。歴史が好きな人もそうでない人も楽しめる作品なので、皆さんぜひご覧ください。(西岡さん)

 

 

 

6巻以降もマンガは続いています!

 

さいごに

 

ひと昔前は、マンガを読んでいると『勉強しなさい!』と怒られる時代でしたが、今や、マンガから学べる時代。

 

マンガなら、難しいことが身近なことになり、中身がハードな歴史の話しでも、ポップに伝えられるなど、マンガならではの利点も多いようです。

そして何より、頭に残りやすいですね。

 

マンガを勉強に上手に取り入れて、成績・知識UPを狙ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

現役東大生.西岡壱誠さんの、そのほかの著書はこちら

「東大作文」

 

「ずるいテスト術」

 

「スマホ勉強法」




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