布マスクを使っていると、どうしても気になるのが『メイク(ファンデーション)がマスクについてしまう』こと。
でも、さすがにメイクなしでマスクをつける訳にはいかない・・・・
(食事のときや熱中症予防時など、マスクをはずすタイミングは、それなりにあります。)
マスクをはずしたときに、マスクが汚いとなんとなく恥ずかしい・・・・
今回はマスクが汚れにくいメイクの方法、また、ついてしまったマスク汚れを落とす方法についてまとめています。
なお、今回メイク汚れ実験に使っているマスクは、手持ちの洗って繰り返し使えるマスクのなかでも、ぴったりフィット感が強い『マツキヨ 冷感マスク』を使用しています。
※ご利用のメイクブランドにより、マスクへの汚れ具合・洗濯の落ち具合など異なりますが、あくまで個人の実験・感想として、参考になりますと幸いです。
普通にメイク&マスクをすると、どのくらいマスクは汚れるのか。
まずは通常通りメイクをして、マスクを着用した状態を確認します。
洗顔後の通常ベースメイク
- オールインワンタイプの基礎化粧品
- 日焼け止め
- BBクリーム(しっかりカバーする肌色タイプ)
- フェイスパウダー(肌色タイプ)
※左から
オールインワンタイプ基礎化粧品(ビタコンプレックスA) / 日焼け止め(KOSEサンカットUVジェルSPF50⁺ PA⁺⁺⁺⁺) / BBクリーム(ドクターシーラボBBPクリーム 平均的な肌色) / フェイスパウダー(クリアラストフェイスパウダーハイカバーキラ肌オークル)
この通常メイクの上から『マツモトキヨシ 冷感マスク』を着用します。
屋外で買い物など、約3~40分経過したのちのマスクが、こちらになります。
呼吸をするたびに鼻に吸い付くので、もっと頬の部分や鼻の下部分も汚れるのかと思いましたが、鼻上の部分のみ、メイクの移りが確認できました。
マスクにつかないようなメイクをして、マスクをするとどうなるのか。
マスクに汚れがつきにくいメイクの方法は、化粧品メーカーさんなどを中心に、さまざまな方法が提案されています。
- マスクの内側に、化粧品用コットンをつける。
- くずれを防ぐファンデーションと下地を選ぶ。
- 仕上げ用ミストなどで、化粧崩れを防ぐ。
- マスクにベビーパウダーをはたく。
- メイクの仕上げをクリアタイプのフェイスパウダーにする。
このすべてを試すことは、金銭的にもはばかられたので、一番手軽に試せそうな『メイクの仕上げをクリアタイプのフェイスパウダーにする。』方法を試してみました。
ちなみに、今まで愛用していたクリアラストのフェイスパウダーはカバー力もあり、大変気に入っていたのですが、近所のドラッグストアでは残念ながら販売しておらず・・・・・
(こちらです)
また、このシリーズは、クリアタイプは展開されていないようだったので、思い切って別のブランドを試してみることにしました。
ドラッグストアの店頭に並んでいる商品のなかから、薬用美白・つけたまま眠れるとのコピーに惹かれ、こちらを購入してみました。
クリアタイプのフェイスパウダーです。
(おまけでホワイトニングクリームもついてきて、お得感ありました。お粉は写真の通り、クリアタイプです。)
化粧方法は変えずに、最後のフェイスパウダーだけ、購入したクリアタイプに変更し、同じようにメイクの上から『マツモトキヨシ 冷感マスク』を着用します。
条件がなるべく同じになるように、買い物など屋外を30分ほど歩きました。
こちらが、その後のマスクです。
まったく汚れなかったので、炎天下の中、さらに自転車で走ること約20分。。。
おそらく、クリアパウダーはマスクに付着しているだろうと思うのですが、クリアカラーなので全く目立ちませんでした。
クリアパウダーは、確かに汚れがつかない!ように見える
クリアパウダーを仕上げに使うと、マスクにつく汚れはかなり抑えられることがわかりました。
ただ、クリアパウダータイプは、カバー力が若干弱く感じるところが残念なところ。
マスクの下なので、カバー力はさほど必要ないのかもしれませんが、マスクを外すタイミングが多い場合などは、気になるかもしれません。
マスクをいろいろな方法で洗ってみた
やはりカバー力の面から考えると、色付きのフェイスパウダーは捨てがたいところがあります。
そこで、次に試したのが洗濯の方法でした。
基本は、マスクそれぞれの洗濯方法に従うこと
洗えるタイプのマスクは、洗濯方法が商品によって異なります。
必ず、パッケージに書かれている洗い方を確認するようにしましょう。
今回、実験で使ったマスク『マツモトキヨシ 冷感マスク』の洗濯方法は
※アイロンをかけたり、乾燥機に入れたりしないでください。
と、記載があります。
洗濯表示などは、特に記載がありません。
指示どおり、手洗いで中性洗剤を使ってみます。
※なお、実験で使ったマスクの汚れは『通常通りのメイク』をしたときのものとなります。
中性洗剤で洗ってみた
中性洗剤と聞き、まず思い浮かべたのが台所洗剤でした。
メイク道具を洗うときなど、中性洗剤を使っていたので、よく汚れが落ちることは想像ができました。
実際にきれいに落ちました。
左:洗浄前 / 右:台所洗剤で洗浄後
ただ、台所洗剤は「濃縮タイプ」を使っていたので、すすぎにやや時間がかかってしまいました。
洗顔料で洗ってみた
そもそも、この汚れはメイクなので、洗顔料を使っても落ちると考えました。
泡タイプの洗顔料で洗いましたが、こちらもきれいに落ちました。
左:洗浄前 / 右:洗顔料で洗浄後
※石けん成分100%の洗顔料だと、落ちにくいようです。
ボディーソープで洗ってみた
お風呂でついでに洗えたら便利かもと考え、ボディソープ(泡タイプ)でも洗ってみました。
左:洗浄前 / 右:泡ボディソープで洗浄後
問題なく、きれいに落ちました。
※石けん成分100%のボディソープだと、落ちにくいようです。
結論:石けん以外ならどれでもほぼ落ちる
実験をしたり調べたりしましたが、結論としては
- 石けん以外なら、ほぼどの洗剤でもマスク汚れは落ちる。
- その中でも、台所洗剤は洗浄力が強い。ただ、すすぎに時間がかかる。
- 自分の使いやすい洗剤でOK。
となりました。
台所洗剤 | 洗顔料 | ボディソープ | |
洗浄力 | |||
すすぎの時間 | |||
その他 | 濃縮タイプだとすすぎに時間がかかることも。 | 顔にはやさしい気がする。 | 比較的安価なので思い切り使える。 |
※洗剤のブランドによって、香りや泡切れなど異なります。
※あくまで個人の感想です。
さいごに
マスクにメイクがつくのが嫌で、汚れない方法を調べたり、汚れた際の洗い方を試したりしてきましたが、さいごにひとつ、あらためて気がついた点がありました。
それは、当たり前といえば、当たり前なのですが・・・・
メイクがマスクにつかない=汚れていないというわけではない
という点でした。
ついつい、メイク汚れが目立たない=汚れていないと感じてしまっていたのですが、汚れが『目立たない』だけであって、汚れていないわけではなかったな、と。
特にこの時期のマスクには、汗やほこりなどが付着しているはず・・・・。
むしろメイクがついた方が汚れ具合もわかり、きれいにしようという意識も上がる場合もあるのかもしれない?と感じた結果ともなりました。
しかし、人前ではずしたマスクがメイクで汚れていたら、やはり恥ずかしいと感じます。
クリアパウダーや、他のアイテムなども上手に活用しながら、マスク着用とメイクをうまく両立させたいものです。
↓ GUマスクを買ってみました!白マスクの内側は肌色でファンデ汚れが目立たなく優秀!
コメント