ロープの結び方で代表的なもののひとつ、『もやい結び』。
もやいとは、船を杭などでつなぎとめる意味がある『舫う(もやう)』から来ているそうです。
もやい結びは、ロープワークの中では基本中の基本といわれていますが、初心者が一発で覚えるのはなかなか難しいです。
もやい結びには様々なバリエーションが存在しますが、今回は超初心者のわたしでも覚えられた本当にかんたんな『もやい結びの方法』をご紹介します。
数字の『6』が書ければ、誰でも、もやい結びはできます!
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超かんたんな、もやい結びの手順
今回は、テントのロープ張りに使うと想定し、結んでいきます。
まずは数字の『6』を書こう!
最初はロープをくくりたい対象物などには通さずに、数字の6を一筆書きで書くように、ロープを置きます。
6の重なりの部分は、長い方のひもを『下』にするようにします。
上にしてしまうと、もやえませんので、注意してください。
下です。
6が書けたら、結びたいものにロープの先端を通す
無事に数字の6が書けたら、ロープの先端を結びたい対象物に通します。
ロープの先端を、6の穴に下から通す
次に、ロープの先端を6の穴に下から通します。
ここでも通すのは『下』からです!
長いロープの下に、先端を通す
数字の6の中を、下から通したロープ先端を、長いほうのロープの『下』に通します。
そうです、また『下』です。
ここまでは、ずっと下なんです。
長いロープをえいっと上からまたぐ!
ずっと下を通してきたロープの先端ですが、ここでやっと『上』を通します。
長いロープの下をくぐらせたロープの先端を、上からまたがせ、6の穴の中にもう一度入れます。
3本のひもを合わせて引けば、もやい結びの完成!
ここまでくればもう、もやい結びはほぼ完成です!
ロープの先端の左右にあるひも、6の中を通したロープ先端のひもを、3本一緒に引っ張ります。
これで、もやい結びの完成です!
もやい結び、こうやって覚えました。
もやい結びを日常で使うシーンは少ないので、せっかく結べてもすぐに忘れてしまう。。。。。
そこで、こんな風に最初は暗記していました。
- 6書いて(交差は長いほうが下)
- 6の輪を下からとおし、
- 長いロープを下からとおし、
- 長いロープを上からまたいで、
- 6の輪っかに入れて完成!
とにかく下ばかりなんです。
上は最後の一瞬だけ。
慣れてくれば、このように覚えなくとも、スッと結べるようになると思います!
さいごに
もやい結びは、基本中の基本のロープワークといわれています。
かんたんに結べるわりには頑丈で、ほどくのも比較的らくな、もやい結び。
覚えておくと、さまざまなシーンで役立ちそうです。
もやい結びは多くの結び方のバリエーションがあるようなので、1つマスターできたら、他のパターンのもやい結びに挑戦してみても面白いかもしれないですね!
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