情報番組【シューイチ】で、夏にこそ欲しいおすすめの観葉植物5種が紹介されました。
紹介したのは、植物のプロ(プラントハンター)として活動している⻄畠清順さん。
自由研究向きの映える植物から、癒される植物、料理などにも使える実用性のある植物など、育てやすさも考慮されて選ばれた植物たちです。
5位:室内でもOK ! 『ステファニア』
毎日ツルがどんどん伸びる!
驚きの成長速度で緑のカーテンにピッタリです。
ステファニアは、東アジアと南アジアとオーストラリアに自生するメニスパーマ科の顕花植物。高さは約4メートルほどにもなるそう。
ステファニアは室内環境でも育つことから、屋内で緑のカーテンを作ることもできます。
4位:自由研究にも?映え系『フウセンカズラ』『アメリカフヨウ』
写真見栄えする実や花をつけ、自由研究などにもおすすめとして2種が紹介されました。
ハート柄の種がかわいい、フウセンカズラ。
フウセンカズラはムクロジ科の植物。
巻きひげをもち、フェンスなどに絡みつきながら繁茂します。花は白色でとても小さく目立ちませんが、その後に紙風船のようにふくらんだ袋状の実をつけます。
その実からは、黒地に白いハート模様の入った丸いタネが取れます。
こちらも割と成長が早いので、ステファニアの代用として緑のカーテンに仕立てても。
実がたくさんなりますので、いちど種を購入すると毎年楽しめます。
ビッグな花が咲く『アメリカフヨウ』
アメリカフヨウは、アメリカ合衆国の南部原産のアオイ科フヨウ属の宿根草で、とても大きな花が咲くことで知られています。
花の大きさは人の顔ほどにもなります。
大きな花が咲く姿は圧巻ですが、夕方になるとしぼんで落ちてしまいます。
寒さに弱いので、関東以南での栽培が適しています。
3位:さわやかな葉音に癒される『ソヨゴ』
風にそよぐ葉の様子からソヨゴと名づけられたといわれているソヨゴ。
風の動きが可視化でき、葉っぱ同士が当たってソヨソヨとかすかな音が楽しめます。
つやのある緑の葉が年間を通して美しく、シンボルツリーとしても人気です。
白い小さな花をつけますが、実がつくのは雌の株だけです(雌雄異株ですがどちらにも花はつきます)。
成長は遅めで、耐陰性に優れます。
本州以南の栽培が適しています。
2位:森林浴気分を味わえる?『リュウビンタイ』
3億年以上も昔から存在する、最も原始的植物であるシダ類の一種であるリュウビンタイ。
岩の塊のような『根茎』(こんけい)を持ち、独特な草姿は隠れた人気があります。
高湿度を好むのでバスルームにも最適で、葉は育つと1m以上にもなります。
また、大きく育ったリュウビンタイの葉は蒸散効果にすぐれているといいます。
蒸散効果とは
植物内の水分が主に葉から放出される現象で、水分を蒸発させる際に周囲の熱を奪い、周辺温度を下げること。
葉には気孔が多いため、葉が大きい方が活発に行われるとされています。
リュウビンタイは日陰にも強いので、インドアプランツとしても最適で、室内にいながら森林浴気分も味わえると人気が高まっています。
1位:蚊を寄せ付けない!『ローズマリー』
ローズマリーは、地中海沿岸地方原産の、シソ科に属する常緑性低木です。
栽培のしやすさは、ハーブの中で一番ともいわれています。
夏場に多い蚊や、嫌な虫を寄せ付けないとされているローズマリーは、古くから薬用や食用に用いられてきました。
窓際で育てれば、虫よけにもなりますね。
増やすのもとても簡単で、挿し木で増やせます。
また、ローズマリー以外でも育てやすいハーブはたくさんあります。
寄せ植えなどで試してみるのもおすすめです。
さいごに
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