日テレの人気番組「世の中のウマイ話を検証するバラエティー ”それって!?実際どうなの課” 」でも取り上げられた「スマホで家の不用品を全部売ってみる」企画。
スマホ一台でかんたんに不用品が売れるのを見て「自分もやってみよう」と思われた方も多いかと思います。
一方「スマホでの売買は不安」というかたも多くいらっしゃるかと思います。
ここでは、スマホを使って不用品を売る方法のまとめと、スマホを使う以外での不用品を売る方法、手軽さやメリット・デメリットなどをまとめました。
また、販売価格を決めるのに便利なツールもご紹介しています。
スマホを使って不用品を売る!
一番手軽でおすすめなのはメルカリ

はじめての不用品売買をスマホで行うなら、一番のおすすめはメルカリです。
出品したい商品の写真を撮影して、その商品の説明文を入れるだけで出品が完了。
メルカリは取引数が多いので「すぐに売れる」という利用者が多いです。
また、メルカリ独自のキャンペーンも多く開催されているので、出品前に忘れずにキャンペーンのチェックをしましょう。
<メリット>
●メルカリ便が安いので、発送費がおさえられる。
●取引数が多いので、商品が売れやすい傾向にある。
●メルカリが金銭のやり取りを仲介するので、振込トラブルなどの心配がない。
●出品出来る商品が幅広い(ブランド品から、極端な例ではトイレットペーパーの芯まで)。
●発送が簡単・自分の住所を明かさずに発送ができる(メルカリラクラク便利用)。
<デメリット>
●販売手数料が10%と、ラクマに比べると高い。
●せっかく販売し、売上げた金額を現金化するのにまさかの手数料が必要。
●相手が受け取りを拒否するなど郵送トラブルが起きる場合もある(メルカリ便で自衛可能)。
●購入希望者からの値下げ交渉が多い。
●24時間以内に売れなかったら「再出品」しないと恐らく売れない。
手数料が安い!『ラクマ』

手数料の安さが魅力の「ラクマ」は、楽天が運営しているフリマアプリ。
フリマのような感覚で出品できる手軽さも魅力です。
楽天を利用している方にはスーパーポイントが利用できるなど利便性が高いです。
<メリット>
- 販売手数料が3.85%と断トツに安い!
- 商品が配送中に紛失した際に補償される制度がある(ラクマあんしん補償)
- 他のフリマサイト等に同時出品OK(購入前申請の利用が必須)。
- 楽天銀行の利用があればお得(振込手数料無料)。
- 公式サイトの「参考取引価格」「出品ノウハウ」で誰でもかんたんに出品できる。
- 匿名発送も可能。
<デメリット>
- 利用者や取引数の問題でメルカリよりは売れにくい。
- 商品発送時の送料が、メルカリよりもやや高い傾向にある。
Paypay利用者なら『ペイペイフリマ』

電子マネーPaypayを利用しているなら「ペイペイフリマ」も便利。
他のフリマアプリと異なるのは「出品後30日経過品の自動取り下げ機能」。
出品後30日経過すると自動で出品が取り下げられます。
これは「30日経過したらもう売れないよ」というペイペイフリマ独自の機能です。
販売価格の見直しなどのきっかけにもなりますが、多数出品する方には面倒な機能かもしれません。
<メリット>
- 極端な値下げ交渉を防止する機能がある(「価格の相談」機能)。
- PayPay利用者には便利(売上金を振り込み手数料なしでチャージできる)。
- ジャパンネット銀行口座への売上金振り込みは無料。
- 匿名発送も可能。(ヤフネコ!パック)
<デメリット>
- 販売手数料はメルカリと同じ10%とやや高め。
- 発送費は全て出品者負担なので、送料も考慮して値段をつける必要あり。
- 商品発送時の送料が、メルカリよりもやや高い傾向にある。
オークション出品かフリマ出品か選べる「ヤフオク」
「ヤフオク」と聞くとオークションサイトのイメージが強いですが、実はフリマ機能も装備しています。
スマホから手軽に出品でき、以前のようなオークションサイト独特のハードルの高さが軽減され、使いやすくなっています。
即決価格を設定できるのもヤフオクの便利な機能です。
メリット
- オークション出品か、フリマ出品が選べる。
- 出品終了日時を設定できる。
- Yahoo!プレミアム会員の場合、販売手数料が8.64%に抑えられる。
- 匿名発送ができる。
デメリット
- Yahoo!JAPAN IDの取得が必要(取得は無料)。
- 販売手数料は8.64%~10%とやや高め。
- メルカリ便に比べると発送費はやや高め。
スマホを使わずに不用品を売る!
ここからは「スマホでの売買はやはり不安」「面倒」という方や、そもそも不用品の売買が初めてな方向けの「スマホは使わずにリサイクルショップに持ち込む」方法のご紹介です。
ただし、リサイクルショップ実店舗がある以上、設備費・クリーニング費用・人件費などがかかっています。
その分、買い取り費用はスマホで売る場合より、かなり下がってしまう事を覚悟しましょう。
※リサイクルショップに商品を持ち込む場合でも、高く買い取ってもらうコツが存在します。
順にご紹介していきます。
リサイクルショップを利用する
メリット
- 気軽に持ち込める
- 値段を自分で考える必要がない
- クリーニングから販売まで店舗にお任せでトラブルはほぼゼロ、初心者には安心。
デメリット
- 引き取り価格は安い
- 持ち込んでも、引き取ってもらえない場合もある
引き取ってもらえない場合は、次にご紹介する「以下・・・・・」のポイントを外している場合がある可能性があります。
リサイクルショップで高く売るためのコツ4つ
リサイクルショップに持ち込む際「少しでも高く買い取ってもらうコツ」をご紹介します。
持ち込みは専門のリサイクルショップへ
リサイクルショップの多くは「特定のジャンル」で展開されています。
古本・家電・貴金属・楽器など、それぞれのジャンルを得意とするリサイクルショップがありますので、面倒かもしれませんが「売りたい商品をジャンル別のリサイクルショップ」に持ち込むようにしてみましょう。
何でも買い取る総合リサイクルショップよりも、特定のジャンルの店員は知識があるので、レアものなどを持ち込んだ場合には特定ジャンルのリサイクルショップに軍配が上がります。
持ち込む時期は「売れるシーズンの1つ前」
リサイクルショップは販売品を置くスペースが限られているため、トップシーズンに売れる商品以外の買取は行っていない店舗が多いです。
また、真夏に夏物の商品を持ち込んでも買取価格は下がってしまう可能性があります。
買い取った商品によっては、クリーニング・チェックに時間がかかり、店頭に並ぶときにはトップシーズンを逃している可能性があるからです。
季節商品(扇風機・加湿器・スキー用品など使う季節が限られるもの)は、トップシーズンの1つ前を目安に持ち込むと良いでしょう。
実際、リサイクルショップでは、トップシーズン前の買取強化キャンペーンなどを頻繁に実施しています。
リサイクルショップの買取強化のタイミングに合わせて持ち込むように心がけましょう。
できるだけ「美品」にして持ち込む
リサイクルショップに持ち込む際は、できるだけ「美品」の状態にしてから持ち込みましょう。
買い取り査定をするのも人間です。
美品ほど値段は高くつきます。
また、説明書や付属品、箱などがあればそちらもあわせて持ち込みましょう。
買い取り値段が上がります。
たくさん持ち込まない
断捨離や引っ越しなどで不用品が大量に出た場合、そのまま大量にリサイクルショップに持ち込むと足元を見られてしまう場合がまれにあります。
大量商品の査定は雑になりがちですし、安く買値設定しても大丈夫かな?と思われる可能性があるという事です。
持ち込む際は、なるべくすいている日時を選び、少量の持ち込みにしましょう。
売り方はどちらを選んでも「相場の把握」が一番のポイント
スマホで売る場合にも、リサイクルショップに持ち込む場合でも、一番大切な事は「商品の相場価格を知っておくこと」です。
品名や型番をネットで検索すれば、かんたんにおおよその相場感を把握できます。
スマホで売る場合には、そのアプリ内での相場感をつかんでから売値設定を行い、リサイクルショップに持ち込む場合でも、ネットで検索して相場感は知っておきましょう。
※ただし、リサイクルショップはその値段よりも安く買い取られる可能性が強いです。
ブランド品や、高額家電を売りたいと思った時には、忘れずにチェックしましょう!
また、リサイクル品の値段チェックに便利なツールもあります。
自分の不要な品が、誰かの役に立ち、さらにお金も得られるのは嬉しいことです。
定期的に持ち物をチェックして、お金に変えてみるのも良いかもしれませんね。
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